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代表取締役社長　浅野道子

創業100余年、漆器の老舗、一和堂工芸株式会社は、伝統的な商品作りはもちろんデザイナーとのコラボレーションによる新作開発まで常に新しいものへとチャレンジしてまいりました。

昨年は、チャレンジの1つとして高松市やギター職人らと協力し、うるしギターを作成しました。「すり漆塗り」という技法を用いて丁寧に9回重ね塗りした表面は年数が経つほど漆が透明になり、木目が浮かび上がります。

うるしギター

漆器は、抗菌効果が高く抗菌グッズとしても高齢者の方やお子さまにも安心してお使いいただける安全な素材です。口に入れても安全なおもちゃ等お子さま向けの商品や高齢者の方に向けての商品も開発してまいりました。

あひるのおもちゃ

漆芸作家の方とも交流が深く、香川県指定無形文化財蒟醤技術保持者で日本伝統漆芸展特待の佐々木正博氏等とも交流が深く、長い歳月をかけて大切に受け継がれてきた本物の技と心も大切にしています。佐々木氏の作品の特徴は上塗を塗分けによって構成し、その後、点と線によって蒟醤を仕上げる技法を使っています。

蒟醤薔薇　漆額
F0号（横：179mm、高さ：139mm）

下記の2作品については、彫漆で仕上げられています。

彫漆屋島　漆額
SMサイズ（横：227mm、高さ：158mm）110,000円（税込）

彫漆牡丹　壺
直径：190mm、高さ：220mm